家づくりの考え

家づくりの想い

 日本の伝統工法に現代の住宅工法を取り入れ
『頑丈で、暖かく、過ごしやすい家』を提供しています

家づくりの考えは今も昔も変わらず、大工職人として先代社長の家づくり(在来軸組工法)を当社では引き継ぎ、家づくりをさせていただいております。

日本古来の在来軸組工法は、釘を使用せずに木材の組み合わせで、お城やお寺などを建築しています。地震が多々発生し、海に囲まれ湿度が多く、寒暖の差が激しい日本の土地柄で、何百年と経過した現代でも残っている建築物が多く、在来軸組工法は地震にも強く、日本の風土に適した工法だと私は想っております。

日本の伝統工法である在来軸組工法に、現代の住宅工法を取り入れ、当社独自の考えを加え、『頑丈で、暖かく、過ごしやすい家』をコンセプトに掲げ、新在来軸組工法+外断熱工法/付加断熱工法を当社では昭和の後半より取り組んでおります。

構造用金物を用いて柱・梁を固定し、地震により強くし、床下も住宅の内部であると考え、基礎には換気口は設けず、家全体を断熱材で囲い込み、外部からの熱の遮断で夏は涼しく、内部の熱は外へ逃がさず冬は暖かい、魔法瓶のような構造です。

技術の進歩により、住宅は日々進化しております。新たな技術も十分に検討し、良いものは取り入れ、皆様方に喜んでいただける家をご提供できるよう、私共も日々成長して参ります。

代表取締役社長 鳴海 隆司

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NARU HOMEが考える注文住宅

夏は涼しく、冬は暖かい、快適な家づくり

外断熱と内部断熱の長所を組み合わせた工法「FK断熱工法」

当社は、充填断熱工法のみは採用せず、基礎から上屋(建物本体)までを外断熱/FK断熱工法で施工しています。従来の工法では、それぞれにメリット/デメリットが存在しています。FK断熱工法は、外張断熱工法に比べて、断熱材の厚さを薄くできるので壁が厚くならず、それでいて、外張断熱工法のメリットを取り込め、充填断熱工法のデメリットを排除したそれぞれの長所を組み合わせた工法となっています。

FK断熱工法イメージFK断熱工法イメージ

内部断熱について

外周部の壁(外気に接する壁)の中に断熱材を充填し、室内側にポリフィルム(気密シート類)を張る施工方法です。それにより、内外部からの熱の遮断を行います。充填断熱工法だけだと、熱欠損してしまう部分が出てきてしまうので、それを補うために、外部に断熱材を張る工法が付加断熱工法(FK断熱工法)となります。

内部断熱イメージ内部断熱イメージ

外張断熱工法と充填断熱工法のメリット・デメリット

メリット デメリット
外張断熱工法
  • 建物の寿命を飛躍的に延ばすことができる
  • 結露が発生しにくい
  • 夏は涼しく、冬は暖かい快適な環境を維持したうえで、冷暖房費(光熱費)を抑えることができる
  • 外部の騒音が低減される
  • 充填断熱工法に比べて工事費が高くなる
  • 厚い断熱材の上から外壁材を施工するので、大地震などの時多少不安
  • 高気密高断熱住宅になりやすいので、適切な換気計画が必要(設備費が多少上がる)
充填断熱工法
  • 外断熱工法に比べて工事費が安くなる
  • 外壁は厚くならない
  • 施工が容易(コストダウン)
  • 施工が悪いと結露が起きやすく、建物の寿命が短くなる
  • 気密性/熱損失が外断熱より悪い

コスト対比、気密性/断熱性能対比

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